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テニスビジネスについて、事業者やコーチ業務に関わる指導者の立場から考えることは・・ ビジネスとして起業する場合、2〜3面以上の敷地を 必要としますが、用地価格の関係で都市中心部でテニス施設を確保することは難しいところです。 都市の中心部から遠く離れた場所であれば、用地確保の資金負担を少なくすることは出来ますが、年間数回程度に訪れる保養施設とは異なり、日頃から多くの人達が利用するクラブやスクールでないと、テニス事業としての維持は むずかしくなります。 近年、新しいテニス施設の建設は少なく、既存の民間施設も減少の傾向にあり、資産家やごく一部の事業成功者を 除き、テニス事業に関わる関係者は減少しています。 若い時代にテニス競技に全力を投じた人達は数多く、テニスの普及振興を職業にしたいと願う人達も存在しています。 こうした人達が活躍する場所や環境が望まれるところですが、職業として活動する場所も環境も少ない厳しい中で テニスを楽しみたい人達の気持ちを理解して 良きテニス事業に取り組みたいところです。 |
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こうしたテニスを楽しんでいた人達がテニス環境から離れた理由を解析すると、本人が望む感情とは別に、それぞれの経済事情の変化によるものが大半です。 テニスを楽しむ時間がつくり難い・・ 人達も、収入源の勤務(仕事)時間の増加などで、余暇時間が減少したことがテニス参加を諦める事情につながっています。 次に、テニスに関する人気、不人気の一端を示す数値をご紹介します。 この結果を見ると、他のスポーツ人気と比較して人気度が高くない点は残念です。
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テニスを楽しみたい人達の立場から思うこと・・・ 施設を利用する立場から考えることは、郊外にある施設を訪れる場合、多くの時間と交通費等が必要となることで敬遠しがちになりますが、勤務先や最寄駅に近い場所に施設があれば利用したいと考えます。 こうした愛好者としての立場と上述の事業者としての立場を 両立できる条件を満たすことが、起業には必要です。 テニスクラブ、テニススクールの大半は硬式テニスです。 しかし、硬式テニスは 数多くの人達が機会均等に楽しむための内容に不足している点が多々あります。 この不足する点を補い、更に競技スポーツとしての内容と魅力を充実させたユニバーサルテニスは、その普及は、既存のテニス競技を否定するために開発されたものではなく、体力や運動機能などでテニス参加を諦めていた人達も楽しめるスポーツ内容の研究工夫が進められたテニスです。 愛好者の立場を無視し、事業者や指導者の立場からの考え方で起業すれば、一時的な収益は可能であっても、安定した事業の継続はむずかしいものになります。 |