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U-tennis は その開発基本に硬式テニス内容を 導入しています。 スポンジ・スーパーテニス(略称 S・ST) と サウンドテニスは、スポンジ製ボールと小型ラケットを 使用しています。 しかし、こうしたスポンジボールを使用したテニスは、従来は 子供達を 主対象にしたテニスとの考え方が 一般的でした。 U-tennis は 硬式テニス競技と同じに・・ サービスも ラリーも 力一杯に打球するプレーで 楽しむことが出来ます。 スポンジボールを使用するテニスは 安全に楽しめることが特徴のひとつですが、スポンジは柔らかく打球するものとのイメージをもつ人達は 強打しません。 しかし、競技参加して 速いラリーを経験すると、硬式テニス1/3の小さいコートであることも スポンジボールを使用していることも忘れるほどに ハードな テニス競技に感じた・・ との感想が数多く生まれます。 硬式テニス競技では サービスや打球の強さが有効となる点に比べ、S・ST は コントロールの技術と戦術が 試合を有利に展開させるテニスです。
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S・ST のテニス技術の基本は 硬式テニスの57g前後のボールに比べ、27g前後のスポンジボールを用いる安全性が どこでも楽しむ環境づくりが容易です。 硬式テニスは、競技参加に体力や身体機能面に最小限のレベルを必要としますが、S・ST は 運動レベルにも こだわらず、障害のある人達も楽しめるテニスです。 上級者同士の競技を例にすると・・ ラリー中のスポンジボールの打球は意外と速く、全力で打球されたボールは、硬式の1/2程度であっても速い打球に感じます。 理由はコートの大きさ・・ 野球のバッテリー間を 3m短く設定すると・・ 打者は 100k/h 以下で投球されたボールが 150k/h を超える速球として感じるものです。 U-tennis の サウンドテニス は、全盲、弱視の人達も視力のある人達と対等にテニス競技を可能にしていますが、S・ST は、全盲の人達を別にして 障害の有無も障害の違いにもこだわらず、すべての人達が競技参加出来ます。 ラケットを握る手指の機能を失っていても、両手と片足の運動機能を失っていても、U-tennis はプレーも競技参加も楽しめるテニスです。 ゲーム参加を楽しむための様々な研究開発が進みましたが、企画指導する関係者の工夫次第によって 更に多くの新しいテニス環境を育むことが可能です。 |
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